2013年12月28日土曜日

[PHP]Composerを使ってみる

githubなどを眺めると、PHPでもたくさんのモジュールが公開されています。
そして、最近はcomposerというパッケージ管理ツールを使ってモジュールを管理するのがハイカラなやりかただそうです。

ということで、さっそくcomposerをインストールし、さらにIDEのNetBeansからコントロールできるように環境設定してみます。

xamppやNetbeansの設定は過去記事を御覧ください。

環境です
OS : Mac OSX 10.9
XAMPP1.8.3-2 でPHP関連の色々をインストール済み
IDE: NetBeans 7.4 phpプラグインインストール済


まずはcomposer.pharを取得します。

公式サイトのダウンロード方法に倣って以下のコマンドを実行。

curl -sS https://getcomposer.org/installer | sudo /Applications/XAMPP/bin/php -- --install-dir=/Applications/XAMPP/bin/

一応、実行ファイルなのでbinの下においてみました。
パーミッションがrootなので、sudoを付けています。
またMac のデフォルトで入っているphpではなく、xamppでインストールしたphpを指定しています。

これで/Application/XAMPP/binの下にcomposer.pharというファイルが置かれました。
公式ページにも書いてあるようにこれがcomposerのバイナリです

これを使って、プロジェクトディレクトリへcomposerをインストールします。

NetBeansの設定
公式のwikiを参考にしました。

公式を見てください。というのも味気ないので、手順解説をば。
メニューのNetBeans>Preferences>phpにあるコンポーザーというタブを開いてください。
「コンポーザー」という項目で先ほどダウンロードしてきたcomposer.pharのパスを指定してください。
※無い場合は公式プラグインをインストールしてください。

これで設定完了。

さて、プロジェクトでcomposerを使ってみましょう。
まずは、新規にphpプロジェクトを作成してください。
そしてプロジェクト名を右クリック
コンポーザー>初期化


初期化されると、プロジェクトのソースファイル配下にcomposer.jsonというjsonファイルが作成されます。
このファイルのrequireの中にロードするモジュールなどを書きます。
今回はログ出力なんかをしてくれる便利なmonologモジュールをセレクト。

詳しい書き方は、パッケージ検索ページのそれぞれのパッケージの説明にたいてい書いてあります。
好きなパッケージを探してみましょー(投げやり)


書き終えたら、また右クリックで今度はインストールの実行をします。
コンポーザー>インストール(dev)


これで完了です。
簡単でしたが、これでモジュールのパッケージがダウンロードされました。
でも、一応エンジニアとしては何が起きているのかを確認したいところ。
何が行われたかは、画面下に実行ログが表示されるので確認できます。
composer.pharに対して、まずは初期化コマンドの実行、そしてモジュールのロードが行われます。



composerの導入方法について簡単に書いてみました。
次回は・・・うーん、composerのもう少し実用的な使い方を書こうかと。
今回のエントリだけでは、まだ足りないことがたくさんあります故。

そのうち、フレームワークについても少し書きたいなぁ。


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