2013年12月28日土曜日

[PHP]Composerを使ってみる

githubなどを眺めると、PHPでもたくさんのモジュールが公開されています。
そして、最近はcomposerというパッケージ管理ツールを使ってモジュールを管理するのがハイカラなやりかただそうです。

ということで、さっそくcomposerをインストールし、さらにIDEのNetBeansからコントロールできるように環境設定してみます。

xamppやNetbeansの設定は過去記事を御覧ください。

環境です
OS : Mac OSX 10.9
XAMPP1.8.3-2 でPHP関連の色々をインストール済み
IDE: NetBeans 7.4 phpプラグインインストール済


まずはcomposer.pharを取得します。

2013年12月22日日曜日

[PHP]スーパーグローバル変数使ったら注意された

フォームからポストされたメッセージを受け取ろうと思って以下のような文を書いたら、NetBeansさんに注意されました。

フィルタ関数を使えということなので、
print filter_input(INPUT_POST, "message");
に書き換え。


今度は注意されません。

これはスーパーグローバル変数が、変更可能な(ミュータブルな)変数であるため、直接アクセスするのが危険という警告みたいです。
そのため、filter_input()関数を使って間接的に取得することで安全性を高めてくださいとのこと。

なるほど。


2013年12月18日水曜日

xdebugとNetBeansでデバッグしてみる

前回までで、Mac上にXAMPPとNetBeansを使ったPHPの開発環境がだいぶ整いました。
今回はさらにデバッグ環境を作ります。

今回やることは
  1. xdebugをロードする
  2. xdebugの設定をする
  3. デバッグ開始
です!

1. xdebugをロードする

デバッグにはxdebugを使います。
xamppを使ったことで、既にxdebugはextensionsフォルダの下に用意されています。
/Applications/XAMPP/xamppfiles/lib/php/extensions/no-debug-non-zts-20121212/xdebug.so
#no-debug-non-zts-20121212の部分は異なるかもしれません

.soとはunix/linuxで使われる動的ロードするモジュールの拡張子です。
なので、PHP開始時にこれをロードしてあげることから始めます。
いつもどおり、設定はphp.iniに書きます。
/Application/XAMPP/etc/php.ini

動的モジュールを設定するにはextension=“”に指定するのですが、
xdebugはzend_extension=“”でパス指定する必要があります。
詳しくは公式ページのConfigure PHP TO USE XDEBUGをごらんください。

ちなみに、zend_extensionなどの意味は、PHPマニュアルページの「コアphp.iniディレクティブに関する説明」で理解を深めるといいかもです。
付録>php.iniディレクティブ>コアphp.iniディレクティブに関する説明

さて、前置きが長くなりました。
なぜならやることが少ないからです。


2013年12月16日月曜日

XAMPPとNetBeansを連携させてみる

前のエントリでXAMPPを使いPHPの開発環境を作りました。
このままでも十分に開発することが出来るのですが、いわゆるIDEがあるとさらに効率化できます。
関数やクラス名の補完や、静的デバッグなんかは本当に助かる機能ですよね。

ということで今回はオラクルのNetBeansを導入したいと思います。
やることは
  1. JAVAのインストール
  2. NetBeansのインストール
  3. PHPプロジェクトを作って実行する
です!

1. JAVAのインストール

NetBeansはJAVAで作られたソフトなので、 JAVAの実行環境が必要になります。
ここからjava se development kit のMac OSX x64をダウンロードしてください。

横にNetBeansも一緒にダウンロード出来るページもありますが、phpの開発環境が入っていません。プラグインとして後から追加も可能ですが、今回は一個ずつ入れていくのでまずはJAVAのみのインストールをします。
ダウンロードできたら、チュートリアルに従ってインストールしてください。


2013年12月14日土曜日

最短でPHP開発環境を作ってみた

Mac上にPHPの環境をゼロから作ってみました。
Macで作業しましたが、windwsでもlinuxでもほぼ同じです。

動作環境
 Mac BookAir 11  2012
 OSX 10.9

そして、主にやることは4つ
  1. XAMPPというものを使って、一気に必要なソフトをインストール
  2. セキュリティの設定
  3. 日本向け環境の設定
  4. PHPを実行してみる
です!

1. XAMPPでインストール

■インストール
とにかく手軽にやろうと思うので環境構築を自動でやってくれるXAMMPPというツールを使います。
これにより、PHP, MYSQL(データベース)、 Apache(Webサーバー)などの環境が簡単に準備できます。
詳しいバージョンなどは下記のページで確認してください。

ここからダウンロードしてください。
<http://www.apachefriends.org/jp/xampp-macosx.html>

XAMMPP OS X版を使います。
2013/12/13時点で最新版は1.8.3
このバージョンからPHP 5.5がインストールされるようですね。

ダウンロードしたdmgを開いて、インストーラーの指示に従ってインストール。
たぶん、迷う箇所はないと思います。

2013年12月3日火曜日

寒い日のお気に入り


寒くなってきたので手袋を探していましたが、そっと手を入れた瞬間の柔らかい感触に一目惚れして、ハリスツイードの手袋を購入しました。

甲のツイード生地も手のひらの柔らかい皮もとてもいい感じ。
オンオフ問わず毎日使いたくなる手袋です。
ちょっとした小物でも、気に入ったものがあると楽しい気分になれるなぁと思った次第です。



この手袋、トラディショナルな外見ですが、しっかりと時代の波に乗り人差し指がタッチパネル対応なのです。
つまり、手袋をしたままでスマートフォンやタブレット操作ができるのですね。
これが意外と便利。
お洒落でギークなガジェッッターにもぴったり(笑)。

今冬のお供です。


2013年11月5日火曜日

MacとApple TVでマルチディスプレイ

新OS + Mac + Apple TV + テレビ で簡単にマルチディスプレイ環境が作れますという話。

先月末('13/10)にMac OSXの最新版10.9 Marvericsがダウンロードできるようになり、IT界隈ではOSメジャーバージョンアップなのに無料で入手できるということで話題になっています。
私も早速、愛用するMacBook Airに新OSを入れてみました。

色々と新機能があるようですが、中でもAppleTV 経由でマルチディスプレイ化できるようになり、これがなかなかいい感じなので設定方法の簡単なご紹介です。


■その前に、Apple TVってなにさ?

Apple社のテレビ向けデバイスです。
実は私もこれで何ができるのか最近までよく知りませんでした。
テレビに繋ぐとYouTubeやhuluなどインターネット上のコンテンツや、iTunesで買った音楽やMV、映画などをパソコン無しでテレビ画面で見られるようになります。
なんとなく地味なので、これに興味を持つ人はわりとギークな方々なんじゃないかと思うデバイスです。

2013年10月19日土曜日

iRig HDとGarageband for iPadでDTM

iRig HDというオーディオインターフェイスとiPadでは定番の音楽作成アプリであるGaragebandを使って、iPad上でギターのレコーディングをしてみましょうというお話し。


↓今回の主役iRig HDさん


では、本題。

2013年8月12日月曜日

iPad版Bloggerアプリを使ってみた

本エントリはiPad版のBloggerアプリを使って書いています。
なんか、App Storeでは酷評されているようなのですが、とりあえず使ってみましょう。

というのも最近、自宅でPC起動する機会が激減したため、ブログの更新も何となく滞っていました。
この状況を打破すべく、いつも手近にあるiPadでブログが書けたら楽だなと思った次第。


と、この程度の短文は一気に書いても大丈夫のようです。。
今のところ軽快。


写真も載せてみましょう。



最近(2013/8)、UNIQLOで見つけたTシャツ。
分かる人にはわかる。。。

自宅の光回線のおかげか、写真アップロードも問題なし。
写真の解像度は、アプリ内の設定で変えられるようですね。ここでは、大(400×300)を選択。

と、つらつらと書いて記事を一度公開してみます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここからは一度公開してみた感想をば。

正直、僕の使い方ではこれで問題ないなー、という印象です。
アフリエイトを貼ったりするのはPCが必要な気がしますが、純粋に記事を書くのであればこれで十分。
一度も落ちたりしていませんし、文字変換も問題なし。

尚、ブログテンプレートにもよると思いますが、特大(640×480)の写真を貼ったらはみ出ました。
この辺は何度か使って感覚をつかむ必要がありそうですね。



以上、iPad版Bloggerアプリを使ってみた感想でした。




2013年5月28日火曜日

戦え!エンジニア!

TopCoder
それは世界中のエンジニアと戦える最高のステージ…


と、アホな前置きはさておき、ご存じの方も多いとは思いますが、TopCoderのご紹介。
所謂、オンラインでプログラミングコンテストが行われる有名サイトです。

お題が出て、プログラミングしたり、他の参加者のコードをレビューしてバグを突いたり、バグを指摘されたら直さないと減点されたりして、最強のプログラマーを目指すのが目的です。
参加者上位数パーセントはハンドルネームが赤字で表示されることから、「レッドコーダー」と呼ばれ、他の参加者から恐れられる存在です。日本には10数人しかいないとか…。かっこいいなぁ。。

米国の某 IT系大企業Gでは、TopCorderの成績が就職時に考慮されるなど、なかなか重要なコンテストなのです。
頻繁にコンテストが行われているので、ソフトウェアエンジニアの方は参加してみてはどうでしょうか?

世界のエンジニアと切磋琢磨しましょー。僕もがんばります。



↓あんまり関係ないですがこちらの本もお薦め

2013年5月23日木曜日

とある理系の学術文書


普通、句読点といえば「。、」

でも,一部の理系の文章になると全角ピリオド&全角カンマが公式に用いられます.

「.,」←これ

特に工学や理学などの文書だと「.,」が多い気がします.
理由を調べてはいませんが、はっきりとした根拠や起源はあるのかな?
昔からこれを使ってるからでしょうか?

全角ピリオド&全角カンマを使って文章やメールを書いている人を見つけると,ああ理系なんだろうなとか思ったりします.

どうでもいい話でした.




2013年5月11日土曜日

ソフトのバリアフリーを意識していますか?

web制作とかほとんどやったことないので勉強しなきゃーと思い、とあるHTML5の勉強会に参加したときのこと。サイト構築時に、障がい者の方がアクセスすることも考えて実装しましょうというお話がありました。

HTMLの要素の書き方次第で、サイトをバリアフリーにすることができるとのことで、これはきちんと勉強なくてはと感じた次第。

ウェブアクセシビリティの向上は自治体などでも進んでおり、私の身近なところでは、長野県塩尻市の公式ホームページが数年前からウェブアクセシビリティに対する取り組みをおこなっています。

塩尻市公式ホームページ - [ウェブアクセシビリティ]
http://www.city.shiojiri.nagano.jp/aboutweb/webaccessibility.html


さらに、無料でウェブアクセシビリティをチェックしてくれるサービスもあり、個人で何か作る際は活用したいですね。

-> NTT DATAのアクセシビリティ適合度をチェックするサイト。
HAREL
http://harel.nttdata.co.jp/wact/inputProc/inputUrlBL.do


また、私が開発に関わったソフトウェアでも色弱者の方でも使いやすい配色にするため、カラーユニバーサルデザイン準拠が必須になっていることもあり、今後もソフトウェアのバリアフリーは意識していきたいトピックです。




2013年5月8日水曜日

作業スペース

何かを作ったり勉強したりするとき、快適で思いついた瞬間に作業が始められる場所があるかどうかというのが重要だなと感じています。

勉強したいのに机を整理しなくてはいけない! という事がハードルになってしまい、やる気が失せてしまいます。
そんな本来越えなくてもいい障害を自ら作るの馬鹿らしいので、机の上は綺麗にしておきたいですね。

また、物理的な環境だけではなく、プログラミングなどのソフトウェア開発環境もきちんと整えておくと何かとやる気になります。
プログラミングで挫折する理由の多くは、開発環境を整えるのがめんどくさいー、というのが多いのではないでしょうか?
IDE入れたり、データベース入れたり、JAVA入れたり、ブログなんかで紹介されている方法を追ってみたら動かなかったり…。

あーもーめんどくさいー、やーめた!、と。


ともかく、作業環境を整え自分の創作意欲が湧いた瞬間にすぐ作業へ取り掛かれるようにしておきたいなと思います。


2013年4月20日土曜日

Software Design 総集編 【2001~2012】を買ってみた

私がたまに読んでいる雑誌のひとつにSoftware Designという本があります。
ソフトウェア開発に関わるエンジニアにとってとても役立つ情報が多く、なかなか良い雑誌だと思っています。

そして今日、そのSoftware Design誌の2001年から2012年までの全号がDVDにが収録された総集編を本屋で見かけたので早速購入してみました。

お値段2000円くらいで12年分の内容が全て読めるとか、お得すぎる…。
しかも、自炊せずとも各号ごとにPDFになっているので、タブレットやスマートフォンに入れられるので便利です。

「この記事だけ読みたかったけど…」とか「途中買いそびれた連載を読みたかった!」という号がいくつかあったので、こういう総集編はとても嬉しいです。

また、Software Designは、若いエンジニアの方にも役立つ記事や、初学者にも取っ付き易い内容があるので、買って損のない総集編だと思います

ご興味ある方は是非。


2013年3月26日火曜日

NetBeansでjarライブラリを作る方法

Eclipse以外の有力なjava開発環境「NetBeans」でjarライブラリを作る方法です。
自分用メモも兼ねて。

試した環境は
        OS: Windows7/ Mac OSx 10.8
  NetBeans 7.3


流れはざっくり以下の順番
        1. ライブラリクラスの作成
        2. ライブラリクラスのビルド
        3. ライブラリを使用するプロジェクトの作成
        4. ライブラリクラスをライブラリを使用するプロジェクトへ追加
        5. ライブラリを使用するプロジェクトの実装

”ライブラリ”がゲシュタルト崩壊しそう!


1. ライブラリクラスの作成
ライブラリになるクラスを作成します。
ここではTestLibという名前にします。

1-1 プロジェクトの作成
まずは、jarライブラリ用のプロジェクトを作成します

  • [ファイル]>[新規プロジェクト]を選択
  • "1. プロジェクトを選択" のステップでカテゴリ"JAVA"のプロジェクト"Javaクラス・ライブラリ"を選択
  • プロジェクト名をTestLibに変更して[終了]をクリック


1-2 ファイルの作成
ソースのパッケージとJavaファイルを作成します。

  • プロジェクトウィンドウの"TestLib"を右クリックして、[新規]>[Javaパッケージ]を選択して[次>]
  • パッケージ名に"test.lib"とパッケージ名を入力して[終了]をクリック
  • "test.lib"を右クリックして、[新規]>[Javaクラス]を選択
  • クラス名に"TestLib"と入力して[終了]をクリック


1-3 クラスの実装
ライブラリの中身を記述します。

  • "TestLib.java"をダブルクリックしてファイルの中身を表示
  • ファイル内へ実装



2. ライブラリクラスのビルド

  • メニューから、[実行]>[プロジェクト(TestLib)をビルド]を選択してビルド実行

ビルドが成功したら、エクスプローラなどでTestLib/distフォルダの中を見るとTestLib.jarができています。これが、目的のjarライブラリになります。



3. ライブラリ使用プロジェクトの作成
次にjarライブラリを使う側のプロジェクトを作成します。
作り方がわかる方は読み飛ばして構いません。

  • [ファイル]>[新規プロジェクト]を選択。
  • "1. プロジェクトを選択" のステップでカテゴリ"JAVA"のプロジェクト"Javaアプリケーション"を選択して[次>]をクリック
  • プロジェクト名をUseTestLibに変更して[終了]をクリック



4. ライブラリクラスをライブラリを使用するプロジェクトへ追加
2で生成されたTestLib.jarをUseTestLibプロジェクト内で使用できるようにします


  • プロジェクトウィンドウ内のUseTestLibを右クリックして[プロパティ]を選択
  • "カテゴリ">"ライブラリ"を選択
  • "コンパイル"のタブを選択し、[JAR/フォルダの追加]をクリック
  • ファイル選択ダイアログが開くので、TestLib.jarを選択して[開く]をクリック
  • [OK]を押してウィンドウを閉じる



5. ライブラリ使用プロジェクトの実装
ここまで来たら、あとは実装するのみ!

  • UserTestLib.javaでTestLibクラスをインポート(import test.lib.TestLib;)
  • main内で実装



おわりに
NetBeansを使ってjarライブラリを作って外部で利用する方法でした。
ここまで書いてスクリーンショット貼ればよかったかなぁと思ったり。。

プロジェクトの追加作業は一度だけで、jarライブラリ側の実装を変更しても追加側では特に気にする必要はありません。
ビルドするだけ!

余談ですが、一度jarライブラリを外部プロジェクトへ追加して、その後リファクタリング機能でjarライブラリの名前を変更すると、外部プロジェクト側でも追従して名前の変更を自動でやってくれるので大変便利です。


以上、たまには技術なネタでした。

2013年3月23日土曜日

ペンとメモ帳の相性

JetstreamというペンとRhodiaというメモ帳の話です。


数ヶ月前、メモ帳を常備したいなと急に思い立ち、

  • 毎日持ち歩ける手頃な大きさ
  • 頑丈な紙
  • 近所で手に入る

という条件で探した結果Rhodiaというメモ帳に行き当たりました。それ以来何冊か買い足して使っているのですが、ひとつ問題が…


Rhodiaの紙面には方眼線が書かれていて、これがなかなか主張の強い線なのです。
普段愛用している0.5mmのペンで書くと方眼線に負けてしまう!というのがちょっと困りごと。
ということで、少し太めのペンを用意してどれがいいかと検討してみました。




ペンは全て三菱鉛筆のJetstream。どんな紙でもストレスなく書ける良いペンです。
で、方眼線上に描いてみた結果、やっぱり太いほうが見やすい。
当たり前ですが…。


ということで、Rhodiaに書くときは1.0mmのペンを使うことに。
馬鹿馬鹿しいですが、なんとなく気になっていたのでやってみた!という話でした。



2013年3月12日火曜日

シンプルという価値

自宅の無線LANルーターをApple社のAirMac Expressに変えてみたところ、「ほとんど設定がいらず簡単に使えた」という驚きがありました。

以前使っていたものは設定用のソフトをパソコンに入れる必要があり、またマニュアルにも10ステップくらいの設定手順が細かく書かれているなど、パソコンが苦手な人にはハードルが高いだろうな、と感じる一品でした。

今回のAirMac は、モデムと接続して、電源入れて、名前(SSIDですが、それを意識せず)とパスワードを決める、
という手順。初めて触る機器でしたが5分くらいで設定終了です。
しかもパソコンは一切使わずiPadから設定が行えました。

さて、ここで無線LANルーターを買って一般ユーザーがやりたいことは何か考えてみましょう。


当然ですが、無線でネットワークにパソコンなどを繋げる事です。
これが最小であり必須の要求。
裏を返せば、SSIDがどうとかネットワークグループやipアドレスとか、そんな事はどうでも良くって、「いいから早くインターネットに繋がってくれよ」というのがユーザーの欲求なのではないでしょうか?


閑話休題
機器にしろサービスにしろシンプルである事に価値が生まれることもある、と感じます。
モノが溢れかえっている現代において、ユーザーは自分に合ったものだけを周りに置くことが可能であり、たとえ一箇所で色々できてもユーザーのお気にりになれないモノは黙殺されることでしょう。
そんな中で作る側にとって、「最小であり必須のユーザー欲求にだけ応えることに特化したモノを作る」というのも選択肢のひとつなんじゃないかなと思います。







2013年3月10日日曜日

ガジェットをたくさん持ち歩く方へ

スマートフォン、ノートPC、タブレット、電源アダプター、USBケーブル、モバイルルーター、手帳…
働く方が日々持ち歩く”モノ”は意外と多く整理が大変ではないでしょうか?

そんな持ち物の多いビジネスマンの小物を、綺麗に一枚の板にまとめてくれる「GRID-IT!」のご紹介です。



板の表面に縦横数本のゴムバンドが張られており、そこへ小物を挟んで収納することができるアイテムです。

たったこれだけの事なのですが、いままで鞄のなかでかさばっていたモノを板の上で整理できることで、鞄の膨らみが軽減したり取り出しが簡単になり、鞄を変えた時にも移し忘れもなくなりとても便利です。

ガジェットや文房具など持ち歩く小物が多く、整理に悩んでいる方へお勧めしたい一品です。





2013年3月6日水曜日

[技術書紹介] 独習Java サーバーサイド編




Javaでのサーバーサイドプログラミングを手っ取り早く勉強できる本ないかなぁ…、と探していたらピッタリな本を見つけたので早速購入しました。

今のところ、ざっくり全体に目を通しJSPとサーブレットの辺りに手をつけていますが、全体的に読みやすく分かり易い文章、豊富なサンプルコード、詳しい解説でなかなか良い技術書だと感じました。
Javaの基本的な書き方を始めいくつか前提知識が必要ですが、そういった事が出てくる部分もあまりぶっきらぼうにならず、丁寧な解説になっていて好感が持てます。

また、演習が多く「手を動かしながら考える」ことがしやすいため、この一冊でかなりのレベルアップができると思います。

500ページ超えの一見登り難い山のように見えますが、中身は学ぶ者を拒まない良書だと思います。
Javaを使ったweb開発のお供にぜひ。






2013年3月4日月曜日

NetBeans and Tomcat

NetBeans 7.3が2013年2月の半ば頃にリリースされていた事に気づかず、最近ようやくアップデートしました。
という訳で、あまり関係ありませんがApache Tomcatのwebアプリケーションマネージャのログイン方法について。。。

以下、Mac OSX 10.8  mountain lion上での操作になります。



NetBeansに同梱されているTomcatをそのまま使用した場合、

 http://localhost:8080/manager/html 

へアクセスするとgui操作を許可するユーザーが登録されていないため、403エラーになってしまいます。

普通にNetBeansから起動&停止をしている分には特に不都合は無いのですが、サーバを動かしたまま特定のアプリケーションの再ロードをする時などはTomcatのマネージャを使うのが手っ取り早いです。

ということで、アプリケーションマネージャにログインする方法。
Tomcatの中にあるtomcat-users.xmlを編集します。
パスはここんな感じ↓
 /Applications/NetBeans/apache-tomcat-7.0.37/conf/tomcat-users.xml  

このファイルの下の方に、NetBeeansが作ったユーザーが記載されていると思います。
その下辺りに新しいユーザーを加えます。

 <user password="hoge" roles="manager-gui" username="hoge"/>  


これで、hogeさんにmanager-guiにアクセスする許可が与えられました。
(もちろんユーザー名とパスワードは任意で入れてください)

ファイルを保存したら、サーバを再起動。ターミナルから
 $  /Applications/NetBeans/apache-tomcat-7.0.37/bin/catalina.sh stop 
 $  /Applications/NetBeans/apache-tomcat-7.0.37/bin/catalina.sh start 

ここまでできたら、再度http://localhost:8080/manager/htmlへアクセスし、新しく設定したユーザー名とパスワードを入力することでアプリケーションマネージャへログインできます。
めでたしめでたし。






2013年3月3日日曜日

作業用メガネ

PCで作業する時にJINS PCというメガネを使っています。
一年くらい使い続けていますが、なかなか調子が良いので今更ながら感想を書いてみます。





使いはじめは慣れない...
僕は普段、メガネを使わない人なのでJINS PCを手に入れたばかりの頃は、”メガネをかける” という行為自体に慣れませんでした。
一ヶ月くらいは我慢していたでしょうか。すっかり今は気になりませんが…。
また、メガネをかけない人にもメガネをかけさせるというこの製品の力はすごいと思います。


確かに目の疲れが軽減される
JINS PCをかけてディスプレイを見た瞬間と、長時間作業をした後に実感します。
特に仕事中は8時間以上PCとにらめっこしていることもあるので、夕方頃になると目が痛くなってきますが、JNINS PCを使っている日は若干楽な感じです。
”若干”というところがポイントで、劇的な変化はありません。
でも、そういった小さな積み重ねが数年後の体に影響してくるんだろうな、と思っています。

結局、自宅用と職場用に二つも購入してしまい、だいぶお気に入りな製品です。
メガネに慣れていないと、メガネをかけるという行為自体に疲れてしまう可能性ありますが、買って損はないなぁと思った製品でした。




技術書の読み方

Software Design 2013年2月号に、
「忙しいITエンジニアのための、超効率的勉強法」
という特集があり、なかなか興味深い内容だったのでご紹介。

若手エンジニアを鍛えるストーリーの中に「技術書の読み方とは?」という部分があり、これを僕もすぐ実践してみたところ効果が実感できました。

内容を要約すると
 1. はじめに「読む目的」を明確にする
 2. 目次でどこに何が書いてあるのか見極め、目的を達成するために重要そうな項を書き出す
 4. 書き出した重要な項を読む、分からないキーワードはメモして後で調べる
 5. 読み終わったら、A4のノート1ページにまとめる
 6. さらに必要な項目をじっくり読んで深堀りする。

1〜5は概要を掴むための方法です。また5番までを一時間程度に収まるようにすること、だそうです。

自分でこの方法を試してみたのですが、読む目的をはっきりさせて、まず先にこの方法で全体把握をすることで、新しい技術を理解するスピードが早くなったと感じました。
特に6番の深堀りをする段階で、今自分が勉強しようとしている知識が全体の中でどんな位置にあるのか、何を達成するための知識なのか、という事が見えやすくなります。

なんでもかんでもこの方法で技術書を読めば良いという訳ではないと思いますが、短期間で実践的な知識を身に付ける必要のあるエンジニアにはこういった読書スキルも大切だと思いご紹介させていただきました。