Mac上にPHPの環境をゼロから作ってみました。
Macで作業しましたが、windwsでもlinuxでもほぼ同じです。
動作環境
Mac BookAir 11 2012
OSX 10.9
そして、主にやることは4つ
- XAMPPというものを使って、一気に必要なソフトをインストール
- セキュリティの設定
- 日本向け環境の設定
- PHPを実行してみる
です!
1. XAMPPでインストール
■インストール
とにかく手軽にやろうと思うので環境構築を自動でやってくれるXAMMPPというツールを使います。
とにかく手軽にやろうと思うので環境構築を自動でやってくれるXAMMPPというツールを使います。
これにより、PHP, MYSQL(データベース)、 Apache(Webサーバー)などの環境が簡単に準備できます。
詳しいバージョンなどは下記のページで確認してください。
詳しいバージョンなどは下記のページで確認してください。
ここからダウンロードしてください。
<http://www.apachefriends.org/jp/xampp-macosx.html>
XAMMPP OS X版を使います。
2013/12/13時点で最新版は1.8.3
このバージョンからPHP 5.5がインストールされるようですね。
ダウンロードしたdmgを開いて、インストーラーの指示に従ってインストール。
たぶん、迷う箇所はないと思います。
インストールの最後に起動するかどうかのチェック項目があり、何も手を加えないとそのままブラウザ上で起動してくれます。
言語選択画面が出ますので、好きな言語を選んでください。
私は日本語を選択。
そして、こんな画面が出ればひとまず成功。
2. セキュリティの設定
ブラウザ画面左側のセキュリティというメニューを選択すると、現在のセキュリティステータスが表示されます。
インストール直後は、パスワード設定などがされていないので”要注意”というステータスになっています。
という事で、これらを解決します。
mysqlの設定も同時に行いたいので、事前にxampp managerでMySQLをRunningにしてください。
MySQL Database を選んでStartボタンをクリックです。
MySQL Database を選んでStartボタンをクリックです。
マネージャーはアプリケーションフォルダ内のここにあるやつです↓
/Application/XAMPP/manager-osx
さて、ようやくセキュリティ設定作業です。
ターミナルを開いて
ターミナルを開いて
sudo /Applications/XAMPP/xamppfiles/xampp security
と入力してセキュリティ設定をしてください。
基本的には、質問に対してYESと答え、パスワードを登録するだけです。
■確認
ブラウザを一旦閉じ、改めてhttp://localhostへアクセスしてください。
パスワードを求められますので、
ユーザー名: xampp
パスワード: 先ほど登録したもの
を入力してください
改めてセキュリティステータスを確認すると、全て’安全’に変わっています。
さらに、ツールのphpMyAdminにもログインしてみましょう。
これはMySQLのGUI管理アプリケーションです。
デフォルトでのログインは
ユーザー名: root
パスワード: 先ほど登録したもの
です。
3. 日本向けの設定
ここからは設定ファイルの操作です。念のためバックアップを取っておくといいかもしれません。
以下の場所にある設定ファイルをテキストエディタなどで開いてください。
以下の場所にある設定ファイルをテキストエディタなどで開いてください。
/Application/XAMPP/etc/php.ini
■まずは文字コード設定
default_charset という変数があるので、これを探して先頭の セミコロンを削除し以下のように変更してください。
default_charset=“UTF-8”
さらにマルチバイト文字を日本語に設定
mbstring.language = Japanese
mbstring.internal_encoding = UTF-8
タイムゾーンも日本に変更
date.timezone=Europe/Berlinとなっている箇所を日本に変更
date.timezone=Asia/Tokyo
すべて終わったらXAMPPのマネージャーからApatchをリスタートしてください。
設定が反映されます。
4. PHPスクリプトを実行してみる
以下のディレクトリが、サーバー上で公開されるディレクトリの最上階になります。
/Applications/XAMPP/htdocs/
ここに直接phpファイルを置いてもいいのですが、後々乱雑になるのは避けたいので
practiceというフォルダを新しく作ってそこで練習をします。
/Applications/XAMPP/htdocs/practice/hello.php
そして、hello.phpというファイルを作り、phpを記述します。
utf-8で保存するのも忘れずに。
<?php
print “Hello World”;
?>
さらに、今作ったPHPスクリプトは、サーバー上の公開ディレクトリに配置したため、すぐに実行できます。
ブラウザを開いて以下のアドレスへアクセスしてください。
http://localhost/practice/hello.php
画面にHello Worldと表示されたでしょうか?
表示されれば成功です。
もし、文字化けしているようであれば、php.iniの設定や、hello.phpのエンコードを見直してみてください。
今回はすべてUTF-8で統一しています。
以上がPHPの環境をゼロから作って、スクリプトを書き、実際にブラウザからアクセスするまでの最短距離でした。
DBもサーバーも一気にインストールしてくれるのでとても楽でした。
なお、XAMPPを使うと必ずしも各ソフトの最新バージョンがインストールされる訳ではないので、ご注意ください。
次回は、IDEのNetBeansとの連携について書きたいと思います。
DBもサーバーも一気にインストールしてくれるのでとても楽でした。
なお、XAMPPを使うと必ずしも各ソフトの最新バージョンがインストールされる訳ではないので、ご注意ください。
次回は、IDEのNetBeansとの連携について書きたいと思います。
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