2013年12月16日月曜日

XAMPPとNetBeansを連携させてみる

前のエントリでXAMPPを使いPHPの開発環境を作りました。
このままでも十分に開発することが出来るのですが、いわゆるIDEがあるとさらに効率化できます。
関数やクラス名の補完や、静的デバッグなんかは本当に助かる機能ですよね。

ということで今回はオラクルのNetBeansを導入したいと思います。
やることは
  1. JAVAのインストール
  2. NetBeansのインストール
  3. PHPプロジェクトを作って実行する
です!

1. JAVAのインストール

NetBeansはJAVAで作られたソフトなので、 JAVAの実行環境が必要になります。
ここからjava se development kit のMac OSX x64をダウンロードしてください。

横にNetBeansも一緒にダウンロード出来るページもありますが、phpの開発環境が入っていません。プラグインとして後から追加も可能ですが、今回は一個ずつ入れていくのでまずはJAVAのみのインストールをします。
ダウンロードできたら、チュートリアルに従ってインストールしてください。




2. NetBeansのインストール

NetBeansという統合開発環境をダウンロードします。
ここからダウンロードしてください。

2013/12/16現在、7.4が最新バージョンです。
バンドル形式が色々あるので、ご自身で使うものを選んでいただければいいですが、今回はphp環境という目的なので、HTML5&PHPをダウンロードします。
そしてこれもダウンロードしたdmgを開いてインストール。

インストール完了したらアプリケーションフォルダの中にNetBeansというフォルダが作られるので、その中のNetBeans7.4.appを起動します。


■ インタプリタの設定
Macは標準でphpがインストールされており、NetBeansは最初 /usr/bin/php というOSデフォルトのphpが指定されています。
メニューのNetBeans>Preferarnce>phpのPHP5インタプリタの指定を
/Applications/XAMPP/bin/phpに変更してください。
実行環境のphpバージョンはphpversion()メソッドで確認できます。


3. PHPプロジェクトを作って実行する

では早速プロジェクトを作ってみます。

ファイル>新規プロジェクト
リストの中からPHPを選択して次へ

名前と場所の項目
まずプロジェクト名をきめます。ここではHelloPHPとします。

次にソースフォルダの指定をします。
ここでXAMPPのhtdocsフォルダの中にプロジェクトを作るように指定します。
/Applications/XAMPP/htdocs/HelloPHP

phpのバージョンは5.4、エンコーディングはutf-8のままにして次へ

実行と構成は、ひとまずデフォルトのままで終了。
この辺を詳しく知りたい方は公式サイトも併せて御覧ください。
日本語化されていますし、情報量が多くいい感じです。

さて、index.phpというものが自動生成されて表示されました。
htmlタグや要素が色付けされていて、見やすいですね。

まずはこのファイルにPHPを記述していきます。
// put your code hereを消して

 prin "こんにちは"; 

と入力してみてください。
スペルが間違っているので、赤い波線が出てエラーがあることを教えてくれます。
さて、エラーを修正して実行に移ります。

 print "こんにちは"; 

実行前にXAMPP managerでApatch Web ServersがRunningになっている事を確認してください。
実行は画面上部の緑色の三角形を押すか、F6で実行開始です。
ブラウザに以下のような画面が表示されれば成功です。

ブラウザは任意に選べますが、chromeを入れておくと良いかもしれません。


自分でコードを書く中で、IDEを導入することで開発効率が上げることができると感じています。
ソースコードが増えてくると、手動での管理やデバッグには限界がありますし、ちょっとした文法ミスも自力で探すのは大変ですしね。
また、今回はINetBeansを使ってみましたが、これが最良の選択かどうかはわかりません。
慣れもありますし他にも色々なIDEがあるので、馴染まなかったら、別のものを試してみるのも良いと思います。


次回はxdebugを使って、NetBeansからリモートデバッグをする設定方法について書きたいと思います。


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