2013年3月3日日曜日

技術書の読み方

Software Design 2013年2月号に、
「忙しいITエンジニアのための、超効率的勉強法」
という特集があり、なかなか興味深い内容だったのでご紹介。

若手エンジニアを鍛えるストーリーの中に「技術書の読み方とは?」という部分があり、これを僕もすぐ実践してみたところ効果が実感できました。

内容を要約すると
 1. はじめに「読む目的」を明確にする
 2. 目次でどこに何が書いてあるのか見極め、目的を達成するために重要そうな項を書き出す
 4. 書き出した重要な項を読む、分からないキーワードはメモして後で調べる
 5. 読み終わったら、A4のノート1ページにまとめる
 6. さらに必要な項目をじっくり読んで深堀りする。

1〜5は概要を掴むための方法です。また5番までを一時間程度に収まるようにすること、だそうです。

自分でこの方法を試してみたのですが、読む目的をはっきりさせて、まず先にこの方法で全体把握をすることで、新しい技術を理解するスピードが早くなったと感じました。
特に6番の深堀りをする段階で、今自分が勉強しようとしている知識が全体の中でどんな位置にあるのか、何を達成するための知識なのか、という事が見えやすくなります。

なんでもかんでもこの方法で技術書を読めば良いという訳ではないと思いますが、短期間で実践的な知識を身に付ける必要のあるエンジニアにはこういった読書スキルも大切だと思いご紹介させていただきました。


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